英語を勉強していると、教科書や試験には出てこないけれど、映画やドラマ、日常会話ではよく耳にする表現に出会うことがありますよね。そのひとつが “gotta”。
たとえば、こんなセリフを聞いたことはありませんか?
I gotta go now.
「あれ?goの前に“gotta”って何?動詞の原形がくるの?」
実はこの “gotta”は “have got to” の省略形 で、「~しなければならない」という意味になります。ネイティブの日常会話ではとてもよく使われるので、意味と使い方をしっかり理解しておくと、リスニング力・スピーキング力が一気に上がります。
この記事では、“gotta”の基本的な使い方から、会話での使用例、類似表現、注意点まで詳しく解説していきます。
“gotta”の意味と基本の使い方
“gotta”は、口語表現で“have got to”の省略形です。意味は「~しなければならない」。つまり、“must”や“have to”と同じような役割を持っています。違う点としては、“gotta”は完全にカジュアルな表現で、日常会話でよく使われます。
- I gotta go.(行かなきゃ)
- We gotta hurry.(急がなきゃ)
このように、“gotta”の後ろには動詞の原形が続きます。
実際の会話での“gotta”使用例

以下のような日常会話の中でよく登場します。
A: It’s getting late.
B: Yeah, I gotta go home.
訳:
A「もう遅いね。」
B「うん、帰らなきゃ。」
このように、“gotta”はカジュアルな表現なので、友達との会話やSNSなどにぴったりです。
“gotta”の類似表現との違い
「~しなければならない」という意味を持つ他の表現と比較してみましょう:
- must:ややフォーマルで、書き言葉によく使われる
- have to:フォーマル・カジュアル両方で使える
- gotta:完全にカジュアル。話し言葉で頻出
例文比較:
- I must study tonight.(今夜は勉強しなければならない)
- I have to study tonight.(同上)
- I gotta study tonight.(同上:よりカジュアル)
“gotta”を使うときの注意点
“gotta”はあくまで話し言葉なので、以下の点に注意しましょう。
- フォーマルな場では避ける: プレゼン、論文、ビジネスメールなどでは使わない
- 文法的に略語と認識する: 書くときは、カジュアルな文やSNS限定
- 音がつながって聞き取りにくい: “I gotta go” → 「アイガラゴウ」に聞こえる
“gotta”に関するよくある質問・誤解
Q:gottaの後ろに名詞は続けられる?
→ いいえ。“gotta”の後には動詞の原形が来ます。
例:I gotta a book. → ✖️ 不自然です。正しくは:I gotta read a book.
Q:子どもに使ってもいいの?
→ カジュアルなのでOK。ただし、正規表現(have to)も教えてあげるとバランスが良いです。
まとめ:gottaをマスターして英語表現をもっと自然に!
今回は、ネイティブが日常的に使う英語表現 “gotta” の使い方を紹介しました。
- “gotta” = “have got to” の略
- 意味は「~しなければならない」
- カジュアルな会話でよく使う
- 動詞の原形を続ける
このような表現を覚えておくと、海外ドラマや洋画のセリフがぐっと聞き取りやすくなります。さらに、自分の英会話にも自然なニュアンスが加わりますよ。
まずは短いフレーズから使ってみましょう:
“I gotta go.” や “You gotta try this!” など。
このブログでは、外国人から学んだリアルな日常英語表現を発信しています。「トイレに行きたいときの英語表現」なども以下の記事で詳しく解説しています⬇️
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